実録!<二泊三日>ペア旅行日記 ~仙台・塩竈・松島・作並温泉~ 13
実録!<二泊三日>ペア旅行日記 ~仙台・塩竈・松島・作並温泉~ その13
※平成20年12月19日~21日まで、仙台・塩竈・松島・作並温泉方面を旅行してきました!
この記事は、その時の旅行プランや感想、参考になったサイトのリンクなどをまとめたものです。
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第三章 ② ゆづくしの宿一の坊
<12月21日 一の坊>
俺たちは日帰りで「作並温泉 ゆづくしの宿 一の坊」に来ている訳ですけれど
肝心の温泉は果たしてどうだったのか・・・
評価・評判は・・・
俺はまず内湯に入りました。
脱衣所は広く、清潔な印象。
カランの数は少なめだけれど一つ一つがやや離れ気味でゆったり身体を洗えます。
湯船は大きくて、「湯まくら」と呼ぶ丸太を2本渡して3つに区切られており、
右側から熱いお湯が、左側からぬるいお湯が出ているので
真ん中あたりはその中間の湯加減となっているようでした。
お湯に浸かってから「湯まくら」に頭を乗せてゆっくり過ごせるようになっているのです。
別に特別悪くはないけれど、これといってすごいわけでもない・・・
というのが第一印象でした。
しかし、ちょっと気になることがありました。
俺がカランの前で身体を洗っていると、従業員の方がシャンプー、リンス、ボディシャンプー
を全て取り替えていたんです。 たぶん、あらかじめ満タンに補充してあるボトルを用意して
それと取り替えているのだと思います。でも、シャンプーもリンスも 2センチも減ってない。
なんで2センチも減っていないシャンプーを取り替える必要があるのか、
俺はまったく理解できませんでした。
おそらく、この旅館の一種のもてなしの方法なのか、
あるいは、高級温泉旅館では一般的に行われている業務なのかもしれません。
でも、これはサービスとは違うでしょう。
明らかにシャンプーが無くなっていたとしても、
隣の中身のあるシャンプー使えばいいって思ってしまうのは、俺だけ?
そう、考えてから湯船に浸かります・・・
俺:「ふぅ~♪とりあえず作並温泉に来れた~♪」
などと、独り言を言いつつも、次のように考えました。
俺:『ほら!この内湯から見える景色を見て御覧なさい。
草は生え放題、枯れ木に枯れ草がからまり放題・・・
まったく手入れがされてないのは明らかだ。
「手付かずの自然」などとお世辞も言えないほど、
奥のフェンスと建物が丸見えじゃないか。荒れ放題の空き地に人工物は目立つね。
たった2センチ減ったシャンプーを替えることに手間をかける前に
まず、することがあるのではないのか。
今時、街中の立ち寄り温泉の方がよっぽど風呂からの景色に気を配っているよ。』
と・・・ふと「湯まくら」を観察してみると、
なんと!
その「湯まくら」の丸太は腐っていたのです!
頭を乗せる場所が腐ってるって嫌じゃないですか?
でも 「腐っていない部分に頭を乗せれば良い」 って考える人もいるかも?(そうか?
やれやれ ┐( -_-)┌
どうやらここは「手入れが行き届いていません病」のようだね。
大きな温泉旅館によくありがちな現象かもしれません。
次に俺は、露天風呂に向かいました。
露天風呂は、
①広瀬川源流 露天風呂
②鹿のぞきの寝湯 露天風呂
③露天風呂 自然風呂
の 3種類あって これらの露天風呂が男女入れ替え制になっているのです。
俺たちが訪れた時間帯は 10:00~13:00 の時間帯だったので
①広瀬川源流 露天風呂 → 男性
②鹿のぞきの寝湯 露天風呂 →女性
③露天風呂 自然風呂 →女性
ということになっていました。
俺は、露天風呂に続く廊下の看板でそのことをはじめて知りました。
俺:「今、10時台だよな・・こっちでいいんだよな・・・間違えたら大変・・・ブツブツ・・」
わかりにくい看板だったので何度も確かめていまいした。
その看板の前にちゃんと時計があったのは、当たり前のことだけどとても良いと思いますb
するとそこへローズが通りかかりました。
俺:「あれ?なんで露天の方向から来るの?」
ローズ:「アタシ、内湯じゃなくて 露天から入っていたのww」
俺:「そうだったんだぁ」
ローズ:「ゆう君はもう内湯、入った?」
俺:「うん。でもあんまり良くなかったよ。丸太が腐ってたし。」
ローズ:「ええぇぇ~。そうなの?」
俺:「内湯に行ってから、また露天に戻れば~。じゃあねぇ~ww」
ローズ:「ばいば~い~ww」
そこから先がかなり長いです。
まず、上手く説明できないのですが室内にある桟橋のようになっていて、
そこは緩やかな登り階段状。
その途中には、意味はよくわからないけれど和風の飾り物が飾ってありました。
登ったら、こんどは下り階段。
さらに左へ右へと長い渡り廊下が続いていて、
突き当たりにドアがあり、
その先に 3つの露天風呂の各入口があるという作りになっているわけです。
今回は女湯の時間帯だった「鹿のぞきの寝湯 露天風呂」と「露天風呂 自然風呂」は
そのドアを入ったすぐ右側から入ります。
俺は、男湯が「広瀬川源流 露天風呂」の時間帯なので、
そのドアを入った左側の突き当たりから脱衣場に入りました。
「広瀬川源流 露天風呂」の脱衣場は 左右に分かれていて、
左右どちらからでも露天風呂に入れるようになっています。
言葉で説明するとわかりにくいかもしれないので、
下手な絵を描いてみました↓

↑広瀬川源流露天風呂を上から見たような図です。
※この絵を描くのにブログ1日分かかってしまいました orz
かけ湯の他、4種類の湯船とよもぎ蒸し風呂があり
一番右の「眺望の湯」は42~44度くらいでかなり熱く、
「河原の湯」は、お湯の中に座れるようになっていて、お湯はぬるめ。
「立ち湯」は120~130cmの水深があるらしく、狭いのでちょっとしたつぼ湯感覚になります。
「清流の湯」は、清流のゴツゴツした岩を正面に、身を乗り出すと真下の清流までもが見えます。
なんと、十数匹の魚が泳いでいるのが見えましたw
魚影からすると、たぶんイワナだと思います。たぶんね。
ここ 一の坊 では、3種類の自家源泉を使用しているそうで
内湯や露天でそれぞれ源泉が異なり、
「鶴の湯1・2号線」 内湯 と 自然風呂
「鶴の湯3号」 広瀬川源流露天風呂
「亀の湯」 鹿のぞきの湯
というふうに使い分けられているということでした。
ここの温泉は単純泉なんですね。源泉がかなり熱いらしく
加水して温度を調整しているようです。
ま、良い温泉だけど、特別良い温泉と言うわけではないみたい。
明らかに昨日のリフレの方が泉質は良かった・・・。
でもこちらには眺望という武器がありますw
小さなことですが温泉に入っていても時計が見やすい位置にあり、
日帰りの人には便利だと思いました。
あと、「よもぎ蒸し風呂」は、いつも行っている日帰り温泉にあるものとほぼ同じで、
よもぎを使った低温ミストサウナでした。
ところで、面白いものを見つけました。
立ち湯のすぐそばの石垣のような部分に なぜか石で「顔」が作ってありました。
これは・・・あえてこの顔を作ったのかな?・・・
今度行かれる方は、ぜひ見つけてみてください。
なお、こちらの「広瀬川源流露天風呂」については、排水が川に流れ込むため
環境保全上、石鹸の使用はできないことになっています。
時間帯で広瀬川源流露天風呂に入れるというときは、先に内湯で身体を洗って
それから露天風呂に来た方がいいということになります。
一応、温泉を満喫し、時間を気にしながら
日帰り用ロッカー室まで戻り、着替えて、
ロッカー室前でローズを待ちました。
この時、50代くらいの男性2人と女性1人がロッカー室前をウロウロされてました。
明らかに館内で迷っているようだったので、順路を教えてあげました。
通路でどっちに行くかわからなくて迷っていた日帰りのお客さんは
俺たちだけじゃなかったんです。 やっぱり分かりづらいのです。
そして着替え終わったローズと大急ぎで送迎バスへと向かいました。

午前12:00
一の坊 送迎バス出発。
約5分で作並駅に到着。
午前12:18発
仙山線 仙台行きに乗車。仙台へ戻ります。
実は、一の坊の滞在時間は1時間半くらいだったんですね。
これは事前に予定していた時間であると同時に、
一の坊からの送迎バスが一時間に一本くらいしかないので、
次のバスまで待つと13時出発になってしまうのです。
通常の立ち寄り温泉施設なら1時間半でも十分だと思うのですが、
この計画は誤算でした・・・orz
まさか一旦着替えてから、
あの長~~~い渡り廊下を通って温泉に行く仕組みになっているとは
想像していなかったので、この着替えと移動と迷子で時間を食ってしまった!
たぶん20分はロスしていると思います。それが残念ですね。
日帰りで行かれる方は、2時間以上滞在するつもりで
時間的にゆとりのある計画を立てることをお勧めします。
それと、ローズに「自然風呂」と「鹿のぞき湯」のことを聞いたら
ローズ:「なんか、岩が迫ってくるような圧迫感のある露天で・・あんまり良くない。」
と言っていましてた。
たまたまこの時間に当たってしまったので、ローズは不満のようです。
広瀬川源流露天風呂の方で、お魚を見たかった・・と口癖のように言ってます。
そういう意味でも、特にカップルや夫婦の場合はあるていど長い時間滞在した方が
いいと思います。後から「ずるい!」って言われちゃいますよ(笑
これはあくまでも俺の独断ですが、
帰りの送迎バスの中で、俺は 入館料 1,700円の意味が解ったような気がしました。
俺が思うには、これは・・・
入場制限料
なんだろうなと思います。
つまり、あくまでもここは宿泊施設なんです。 全てが宿泊者最優先の宿。
日帰りの人が大勢押しかけると、宿としての雰囲気が壊れてしまう。
日帰りの人のために親切な看板や表示をして 宿の内装などの
インテリアの雰囲気も壊したくない。
だから日帰り客は重要視せず、高めの値段で設定し、
「この金額でもそれでも日帰りで入りたいというならどうぞ」 ということなんだと思いました。
それは、日帰り入浴して帰る俺たちの不満そうな顔とは対照的に
ここに宿泊して帰りのバスに乗り込むお客さんたちの満足そうな顔が
その証拠ですb
今度は是非、食事付きの宿泊プランで利用させてもらいたいです。
そしたら手のひらを返したように親切にサービスしてくれるでしょうからね(笑
<参考サイト>
作並温泉 ゆづくしの宿 一の坊
http://www.ichinobo.com/sakunami/
■一の坊に行かれるなら、お出かけの前にこちらのサイトを必ず見たほうがいいと思います。
作並温泉旅館組合
http://www.sakunami-spa.com/information.html
■作並温泉郷のホテルや旅館、周辺の散策ポイントなどが紹介されています。
2009.1.7.訂正 一部時刻に誤りがありました。
では次回をお楽しみに☆
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